【管理会計おすすめ資格3選】経理担当者が学ぶべき管理会計とは

経理担当者が学ぶべき管理会計とは

会社が発展していくために必要な「管理会計」。

管理会計を適切に行うことができれば、経営上の課題や問題点を特定しより正確な経営判断を下すことができます。

経理と会計は重複している業務も多く、経理部門が会計に関する業務も担うことが一般的で、管理会計ができる経理は会社にとって非常に大切な存在。

会社に貢献できる経理人材になるために、管理会計を身につけておくといいでしょう。

この記事では、管理会計を学ぶためにおすすめの資格についてご紹介します。

管理会計とは

管理会計は、経営者や責任者が、自社の経営状態を把握し戦略を練るために行うもの。会社や事業の改善のために利用することを目的として行われる会計です。

株主や金融機関をはじめとする”社外”への報告を目的とする「財務会計」に対し、社内に向けて明らかにするのが「管理会計」。

会計管理は任意で行うものなので、取り入れていない会社もあります。しかし管理会計を適切に行うことで、経営方針の判断材料となる数字を正確に導き出し、経営判断を下すことができるでしょう。

管理会計は、会社の実情を客観的に数字で把握し、経営方針を立てるための指標となるのです。

経理担当者が学ぶべき管理会計とは

求められる管理会計能力

先述のとおり、管理会計を身につけることで会社に貢献できる経理人材になることができるでしょう。

とはいえ、管理会計とひとことでいっても、その方法は多種多様。たとえば、次のような能力が求められます。

  • 原価管理
  • 経営分析
  • 予実管理

原価管理

管理会計の計算方法のひとつ、原価管理。読んで字のごとく「原価を管理する」こと。

製品を作るために何が必要かを分析。「製品を作るのにかかったお金=原価計算」を行い、無駄はないかを見極めます。

原価の把握は、商品価格や経営計画にまで影響を与える、企業にとって重要な仕事。管理会計は原価計算の理解、原価管理が不可欠です。

経営分析

経営者が業績を分析し評価することは、管理会計で最も重要な業務。会計管理で示す数字は、経営者が知りたいものでなければ意味がありません。

何が必要で、何を求めているのか。つまり経理担当者自身が”経営者の視点”を持つことが求められます。

予実管理

予実管理とは、予算と実績を把握する業務のこと。予実管理を行うことで、予算が足りなくなった原因や目標を達成できなかった理由などを分析することができ、課題を把握したり改善策を考えたりすることも可能です。

管理会計を行うには、正しい財務諸表の知識を持たなければなりません。正しい経理ができていてこそ予実管理ができます。このように、管理会計には、さまざまな能力が必要です。

管理会計おすすめの資格3選

ここからは、管理会計を身につけるために取得したい資格を紹介します。さまざまな資格がありますが、自身の知識や自社の求めるスキルなどを考慮しながら選んでみてはいかがでしょうか。

管理会計検定+認定管理会計士

「管理会計検定」は、経営課題の分析を目的とする試験で、管理会計に特化した民間資格です。

1級と2級があり、1級からの挑戦も可能。2級はいつでも手軽にWebで受験できます。1級の合格率は30%程度で、難易度が少し高め。

「認定管理会計士」は、管理会計検定1級に受かった人のみ受験可能な資格です。

経営戦略、組織運営、マーケティングといった知識が必要で、経営上の問題点を分析する能力が求められます。さらに面接試験もあり、判断力とコミュニケーション能力も評価の対象となるハイレベルな試験で、合格率も15%程度と難易度も高い資格です。

ビジネス会計検定試験

「ビジネス会計検定試験」は、財務諸表についての分析力や知識、総合的なビジネス知識を養う検定試験です。

1級~3級があり、どの級からでも受験可能。3級では会計用語や財務諸表分析の基礎知識、2級は企業の戦略を財務諸表から分析する能力、1級では企業の成長性・課題・戦略などを読み取るための実践的な能力を証明できます。

1級の合格率は15%程度。難易度が非常に高い資格です。

日商簿記検定

簿記の資格として広く認知されているのは「日商簿記」。ほかにも全商簿記や全経簿記といった資格がありますが、全商簿記は商業高校に通う高校生、全経簿記は経理・会計の専門学校に通う学生が主な受験者層です。

大学生や社会人が就職や転職、キャリアアップに活かすなら、日商簿記がおすすめです。全商簿記や全経簿記の有資格者でありながら日商簿記は未取得であれば、ぜひ日商簿記の2級以上の取得を目指しましょう。

会社の経理部門以外に、税理士や公認会計士などのキャリアアップを目指すときに必要な資格です。1級の合格者は税理士資格の受験資格を得られ、合格率が10%を下回ることが多い難関資格ですが、原価計算をマスターできる数少ない試験が検定です。日商簿記1級の取得は、自身にとっても会社にとっても大きな財産となるでしょう。

まとめ

  • 管理会計は会社が発展していくために必要なスキル
  • 管理会計は会社の実情を客観的に数字で把握し経営方針を立てるための指標となる
  • 管理会計ができる経理は会社にとって大切な存在に

管理会計のスキル身につけることで、会社の発展に大きく貢献できる人材になることができるでしょう。

また自身のスキルアップにもつながり、たとえば投資などに生かすこともできるなど、プライベートでも役立つ知識が身につけられます。

管理会計に関する資格取得は、会社の未来を担うビジネスパーソンが習得するべきスキルのひとつ。ご興味のある方は、ぜひチャレンジしてみてください。

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